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Q&A よくいただく質問
よくいただくご質問をQ&Aにてお答えしております。ご質問がございましたら事前相談会等でもご質問をお受けしておりますので、お気軽にご来場ください。
葬儀と告別式は何が違うのですか? |
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葬儀は本来、故人を「この世」から「あの世」へ引き渡すための宗教的な儀礼のことをさします。 告別式は、会葬者が遺族に慰めの言葉をかけ、一人ひとり焼香などをして故人に別れを告げる儀式です。 葬儀と告別式の違いは、その儀式が宗教的なものか、社会的な儀礼かという差異です。 |
「お清めの塩」のしきたりについて教えてください。 |
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参列した方の体を清めるための塩が配られることがよく見られます。 その手順は、家人に、家に入る前に、胸元→背中→足元の順で左右にふりかけてもらうのが正式な形ですが、 一人の場合は、自分で胸、背中、足と掛けていきますが、背中は肩越しにふりかけるのが良いでしょう。 なお、宗旨により「お清めの塩」が無い場合もございます。 |
故人の銀行貯金等は死亡がわかった時点で口座が停止してしまうのですか? |
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故人の銀行預金や郵便貯金は死亡の時点から遺産として相続の対象になるため、 金融機関は名義人の死亡を知った時点からその預貯金口座を停止する義務があり、窓口からもキャッシュカードでも引き出すことができなくなります。 一方で葬儀は突然のことで、費用については窓口で引き出しに応じてくれます。 しかし、引き出す金額には限度があり、通常の場合、150万円まで。口座の名義人に代わって家族などの名義人以外の人が引き出すため、書類や保証人などが必要な場合があります。 |
お香典を包む際に何か注意する事はありますか? |
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お香典を包む際に注意する事は3つあります。まず、香典袋には金額と住所、氏名を必ず記入してください。 次に、参列する葬儀のご宗派を確認してください。宗教・宗派によってお香典の表書きが変わります。 仏式の葬儀の際、一般的には「御霊前」と書きますが、浄土真宗の場合は即身成仏の為「御仏前」と書きます。 また、忌明け(四十九日)後の法要の表書きは紅白の水引を使い「御仏前」と書きます。「御供物料」と書く場合もあります。 最後に、お香典に用いるお札は古いものを使用します。新しいお札は「前もって準備をした」と いう意味合いに受け取られてしまい、一般的には失礼にあたると言われます。 もし、新しいお札しかない様でしたら折目をつけてお渡しするのが礼儀となります。 (ただし、近年では手軽に新しいお札が用意できるようになったことから、新しいお札でも失礼にあたらないと言われるようにもなってきています。) |
葬儀に出席する際はどのような服装が適切ですか? |
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通夜も葬儀・告別式も喪服で伺うのが礼儀です。ただし、諸事情により準備が間に合わなければ、略式(地味な平服)でも構いません。できるだけ弔意を表す服装を心がけましょう。 |
弔問のとき、お悔やみの言葉はどのようにすれば良いでしょう? |
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ご遺族は悲しみに暮れる間もなく、通夜や葬儀の準備に忙しく時間に追われておられます。 ですから、お悔やみは「このたびはご愁傷さまです」など簡潔な言葉を心掛けましょう。故人の死に際の様子などは、こちらから伺うのは避けた方がいいでしょう。 また、忌み言葉(苦しい・つらいといった不幸を連想させる言葉や、重ね重ね、たびたびといった不幸が重なるイメージの重ね言葉など)の使用も避けた方がよいでしょう。 |
お数珠の正しい持ち方ってありますか? |
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宗派によって異なるものの、一般的には、使わない時は左手で持ち、合唱する時は房が真下にくるように両手にかけます。 短い数珠は、両手の親指と人さし指の間にかけ拝みます。長い数珠は両手中指にかけ、手のひらで静かにもみこむように拝みます。 |
焼香のやり方に決まりはありますか? |
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宗派によって作法には違いがありますが、一般的には、仏・法・僧に対して3回捧げられると言われます。 しかし、近年では時間の都合で心を込めて1回という場合が増えています。何よりも故人を偲ぶ心が大切でしょう。 |
通夜・葬儀に出席することができない場合はどうすればよいでしょうか? |
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様々な事情で出席ができない場合は、まずご遺族に連絡をしお悔やみを伝え、弔電を打ちましょう。次にお香典を用意し、後日伺えるなら早めに弔問しましょう。 弔問が難しければ、お悔み状(おわびと出席できない理由を記す)を添えて、現金書留で早めに送ります。遅くとも忌明け、四十九日までには送りましょう。 |
相手が喪中のとき、お中元やお歳暮はどうしますか? |
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お中元やお歳暮はお祝い事ではなく感謝の気持ちの表れなので贈っても構いません。 しかし紅白の水引のついたノシは避けたほうが無難です。白紙に「御中元」「御歳暮」と書いた短冊をつけると良いでしょう。 但し、相手方がお葬式をしたばかりで、贈答などに抵抗がある場合は四十九日をすぎてからにしてもよろしいかもしれません。 又は、その年は送らず、翌年あらためて「昨年は喪中でしたので」と、いつもより少し多めの金額の品物を贈る方法もあるようです。 いずれにしても、こちらの気持ちがしっかり伝わる贈り方をしたいものですね。 |
